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闇金相談秋田編 男性(29):仕事を辞め再就職もせずクレジットカードの限度額を超え闇金へ…

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闇金相談青森編 男性(23):仕事がなく遊ぶ金欲しさに闇金に手を染めた結果…

 

私は秋田県に住む元会社員です。

 

もうすぐ30歳になるのですが、人づきあいが苦手で人見知りなところはいまだに治りません。
さらに、曲がったことが嫌いで、ちょっとしたことでも妥協を許せないタイプです。

 

こんな性格ですから、子ども時代から生きづらさのようなものを感じて来ました。
一歩踏み出すのが苦手なタイプ。その割には性格がきつく、はっきりとものを言ってしまうためすぐに周囲と衝突してしまうのです。

 

もちろん、この性格は大人になって仕事をするようになってからも変わりませんでした。

 

上司であろうと取引先であろうと、それはおかしいんじゃないか?と思ったことがあればはっきりと言ってしまいます。
周りからは咎められますが、はっきりと発言することがなぜおかしいのかが分からず、戸惑う日々でした。

 

大学を出て初めて就職した会社では、自分の保身のためにミスをごまかそうとする上司に嫌気がさし、大喧嘩のすえにその場で仕事を辞めてしまいました。
あんな人間が上司だなんて、あり得ないと思いました。

 

その後なかなか正社員としての就職先が見つからず、カラオケ店でバイトを始めました。
ここでも、自分の友達をタダで入店させている社員たちに納得がいかず、働く気がなくなりすぐに辞めてしまいました。

 

その後もバイト、派遣などさまざまなところで働きましたが、世の中納得のいかないことばかりで、周りと衝突を起こしては辞めるの繰り返しでした。

 

そうこうしているうちに、私はすっかり怖くなってしまいました。
世の中こんなものだから少しは我慢しなければという気持ちはあります。でも、納得ができないことが起こるとどうしても自分で自分を抑えることができないのです。

 

また、就職をしたら誰かと衝突してしまうのではないか。
このような生き方考え方しかできない自分は、もしかしたら人間失格なのではないだろうか。
そんな風に考えるようになっていきました。

 

そして何もかもが億劫になり、私は就職活動をやめ、ひきこもるようになって行きました。

 

それと同時に、自分が社会に適応できないというイライラはピークに達しようとしていました。
働かざる者食うべからずだ、などと思いながらも、実家暮らしの気軽さからつい無駄遣いを重ねてしまいました。

 

今は休息の時だ。だから思いっきり羽目を外していいんだ。

 

それが終わったら、今度はしっかりと就職するから大丈夫!
そう、自分に言い訳をしながら生きていたのだと思います。

 

収入は無い状態でしたが、働いていた時に作ったクレジットカードが3枚ありました。
使うべきじゃないという気持ちもどこかにはありましたが、またそのうち仕事をするんだから大丈夫だ・・・という甘い考えで、私は買い物に出かけます。

 

車で秋田市にあるイオンモールに出かけ、ぶらっと映画館に入ったり好きなブランドのショップで買い物をしたりして毎日過ごしました。
物を買うと、なぜだか気持ちがスッキリしてストレスが無くなるような気がするのです。

 

しかし後で冷静になると、なんでこんなものを買ったんだろう?さほど欲しかったわけでもないし、働いていないからお金も無いのに・・・と、必ず自己嫌悪に陥ります。

 

その自己嫌悪とイライラをまた買い物によって解消する。完全に悪循環に陥っていました。
それは頭では分かっているのですが、無駄遣いはどうしてもやめられません。きっと、買い物に依存していたのだと思います。

 

こんな生活を続けていたのですから、当然3枚持っていたカードの限度額は全ていっぱいになってしまいました。

 

いい加減、就職しなきゃ。
そう思うものの、ハローワークに行って就職情報をチェックするだけで満足してしまい、なかなか重い腰が上げられません。

 

そうこうしているうちに、クレジットカードの督促状が届くようになってしまいました。
仕方なく消費者金融でいったん借りてカード会社に返済しようと思って借り入れの申し込みをしましたが、もたもたしているうちにブラックリストに載ってしまったようで、審査に通りませんでした。
そもそも、就職していなかったから審査に通らなかったのかもしれませんが。

 

その後、クレジットカード会社各社から最後通告とも取れるような書面が送られてきました。
これはさすがにヤバい。一緒に住んでいる両親にバレては困るし、何とかしなければと焦り始めました。

 

そんなある日、ハローワークから帰る道すがら、貸金業者のポスターを発見しました。
「他社で断られた方も安心!ぜひ一度ご相談下さい」の文字。
ここなら私でも借りられるのかもしれない。思い切って電話をかけてみることにしました。

 

電話に出た男性は感じが良く、私が他社で借りられなかったことを告げると「それは大変でしたね。当社ならご融資できますのでご安心ください。」と言ってくれました。
私はその時、心底ほっとしたのを覚えています。
そのお金で少し、カード会社へ返済することができました。

 

しかし、仕事をしないことには返済ができません。
私はようやく意を決して仕事探しに本腰を入れ始めましたが、すぐにはなかなか思ったような就職先に出会うことはできませんでした。

 

最初の返済日が来てしまいましたが、当然お金は用意できていません。
その事を告げると、「そうですか。分かりました。それは大変でしょうから、利息だけ支払って頂ければお待ちしましょう。」そう言われました。

 

収入がなく利息も返せる状態ではありませんでしたが、その時は色々と理由を付けて両親から利息分のお金を借り、なんとか業者に払うことができました。

 

結局仕事は決まらず、また次の返済日が来てしまいました。
今度はさすがに、両親から借りるわけにもいきません。
私は正直に業者に伝えました。

 

「では利息だけ・・・」
「申し訳ございません。今回はまだ払えません。今仕事を探していますから。」

 

そのようなやり取りをしていると、優しかった業者の態度が一変し、いわゆる巻き舌のような口調で怒鳴り始めたのです。
そうです、業者は闇金でした。

 

「てめえ、こっちが優しくしてりゃいい気になりやがって。返せねえだと?ふざけんなコラ」「これから仕事を探すって?ふざけた事ぬかしてんじゃねーよ。いいから今すぐ金出せや。できないならこっちでいい仕事紹介してやるからよ」

 

いい仕事?それは一生逃げられないような住み込みの強制労働なのだろうと想像し、「それだけは勘弁してください、絶対に仕事を探してお返ししますから」と、私は土下座をしてお願いしました。

 

「よしわかった。じゃ、あと1週間だけ待ってやるよ。もしそれで金を用意できなかったら、家族がどうなるか覚悟しておけよ」

 

そしてその期限である1週間が来てしまいましたが、私は結局まだ就職先を見つけることができませんでした。
もうすぐ30という年齢ですし、田舎のせいか働き口はそれほど多くありません。
その日からひっきりなしに、取り立ての電話がかかってくるようになりました。

 

「金はまだか。まだ仕事が見つからない?じゃ、今から迎えに行く。仕事紹介してやるからそこで働け」
「仕事が見つかってからとか甘ったれた事言ってんじゃねーよ。親兄弟にでも頼んで今すぐ用意しろ」

 

そんな内容の電話が来たかと思うと、いきなりチャイムが鳴り、ピザ10人前が届く。本当に闇金が乗り込んできたのかと心臓が止まるほどに驚かされるのでした。

 

こんな生活が続き、私は身も心も疲れ果ててしまいました。
それでも、闇金からは逃れようがありません。

 

なぜ、地道に働かなかったのだろうと、今本当に後悔しています。
社会に適応できなくてもいい。なるべく人と会話しなくてもできる仕事とか、そういった方向で探せばよかったのかもしれません。

 

仕事ができなくても、無駄遣いさえしなければ。考えなしに、闇金なんかに手を出してしまわなければ、親に相談しておけば・・・。
今さら後悔しても仕方がありません。

 

闇金と一度かかわってしまったらもうダメなのです。
闇金が私を解放してくれる日は、訪れるのでしょうか・・・。
闇金の相談は誰にすればよいのでしょうか…?

 

 

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